【ボーカル講座6】自らハンデを背負う生き方
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ボーカル講座も、はや6回目となり、
すでに筋トレを伝授してしまったので、ネタを出し尽くしてしまいました(爆)
というわけで、今回は、ちょっと趣向を変えて、「ハンデ」について、説明します。
・・・いや、意味がわからないですね。
目次
すべての人はハンデを背負いながら生きている
人はそれぞれ、今の自分に、なんらかのハンデを背負って生きています。
例えば、今年卒業を迎える学生であれば、卒論を書かないといけない、就活や進活、恋活(え?)などに奔走しなければならない。
社会人であれば、ほぼ会社で仕事をするだけで1日の大半が終わってしまう。
人には多かれ少なかれ、さまざまな事情があり、歌の練習がしたくても、思い通りにならない事が多々あるはずです。
実は、自分だけがハンデを背負っているわけではない
この記事を読んでいるあなたにも、同じような事情があるかも知れません。
もしかしたら、他人を羨ましく思っているかも知れません。
「自分が、歌が上手くなれないのは、プロになれないのは、●×▲■があるから・・・。●×▲■さえなければ・・・。」
「音大生は良いよなあ、一日中音楽に入り浸りの生活だから、将来プロになって当たり前じゃないか。」
「プロのミュージシャンは羨ましい。生まれ持った才能が違うだけで、あんなにちやほやされるんだから。」
などなど。
しかしながら、よくよく考えてみれば、どんなに素晴らしい境遇や環境を持っている人たちでも、それぞれ自分のハンデを背負って生きています。
音大生であれば、学費を自分で稼ぐためにバイトをしなければならない人もいるかも知れません。周りはライバルだらけなので、精神的なプレッシャーに押しつぶされそうになる人もいるかも知れません。
また、たとえプロであっても、一日中音楽だけやって生きていけるとは限りません。ギャラが入らなければ、バイトをして生活をしなければなりません。厳しい音楽業界で生き残るためには、想像以上の心理的な負担があることでしょう。
筆者の知人では、インディーズで活躍しているミュージシャンも、メジャーデビューしているミュージシャンも居ますが、五十代になっても一人で四畳半生活していたり、夜遅くまでバイトに明け暮れたり、といった方々も居ます。
大切なのは、目標と心構え
それでは、なぜ、誰もがハンデを背負っていながらも、ミュージシャンとして成功を収める人と、そうでない人がいるのでしょうか。
それは、「自分は絶対にこうなりたい」と強く想う信念と、そのために継続的に実行していく行動力が異なるからです。
時間は、24時間365日、誰にでも均等に与えられています。もちろん、ハンデの量には個人差がありますが、人生80年、長い目で考えると、それほど大きな差は無いのかも知れません。
「歌が上手くなりたいけど、練習する時間がない」
時間をなんとしてでも捻出しましょう。あなたには、それができるはずです。
「自分はまだ上手くなりたいから、ライブやCDデビューはできない」
とにかく実践して、場数を踏む事が、上達の秘訣です。今すぐライブをするための時間を確保しましょう。最初はブッキングなどを利用して、さまざまなミュージシャンと出会いながら活動して行くと良いと思います。活動費がないなら、働いて捻出すれば良いです。
また、CDデビューは結構まとまったお金がかかりますが、iTunes、Apple Music、Amazon Musicなどの音楽配信なら、大してお金はかかりません。無料でも配信できます。音質の審査はありますが、音楽レベルの審査は、ほぼありませんので、実はすぐに活動できます。
「作曲した事あるけど、どこかで聴いたことのあるような曲しか作れないから、途中でやめた」
たとえどこかで聴いた事があったとしても、その曲はあなたのオリジナルですので、それで良いのです。ぜひ、作曲を続けてください。続けていけば、レベルアップしてオリジナリティが向上します。
「才能が無いと言われた」
誰だって最初はそんなものです。才能が無いと言われたら、ますます燃えましょう!!伝説は、今、この瞬間から始まります!!