FXで「負けがなくなる」方法。敗率51%が、たったの1%にwww
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FX(外国為替証拠金取引)は、投資初心者でも少額から、簡単に投資する事ができ、
お手軽で簡単な上、非常に大きなリターンを望める投資商品だという事で、昔から注目されています。
でも、リターンにはリスクがつきもので、いわゆるハイリスク・ハイリターン商品、
投資した元本が一夜にして、すべてなくなってしまうくらいの恐ろしい可能性を秘めている商品でもあります。
FXで、最初は勝っていたのに、気づいたら負けてしまっていて、
結局手元のお金を減らして、泣く泣くFXの市場から退場してしまった・・・という経験はありませんか?
実は、FXは手軽で、初心者でも始められるけれども、その反面、
儲け続けるためには非常に高度な技術を必要とし、
株式や投資信託、不動産投資など、幅広く投資活動を行なっている投資の経験者でなければ、
非常に不利なのではないか、と思います。
なぜなら、投資の全くの初心者の場合、お金に対する知識や技術、
いわゆるファイナンシャルインテリジェンスが身についておらず、
投資の基本の「キ」の部分を知らないまま、最もリスクが高い投資商品に手を出している、
という状態だからです。
一夜にして貧乏になってしまうFX市場で継続的に利益を出し続け、生き残り続けるためには、
意外と、投資の基本が役に立ちます。
ここでは、FXで負けない方法をご紹介します。
この記事を読めば、負ける確率が、1%になります。
目次
FXの勝率は49%で、敗率は51%?
さて、まず、タイトルにも書いた、「敗率51%」ですが、この根拠を説明します。
FXは、超単純に言ってしまうと、通貨の価値が「上がる」か「下がる」かを言い当てるゲームです。
こんなことを言ってしまうと、まるで「ハイアンドロー」のゲームをしているみたいですが。
例えば、ドルと円の組み合わせで、1ドル100円の時に1万通貨を買ったとしましょう。
仮に、1週間後に、1ドルの価値が101円に値上がりして、その時に通貨を売ったとすれば、
1円 * 1万通貨 = 10,000円で、1万円の利益が出ます。
しかしながら、もし、1ドルの価値が99円に値下がりすれば、1万円の損です。
上がるか、下がるか、しか選択肢がないのですから、勝率は50%、敗率も50%のはずです。
ただし、この中から、FX会社が、取引手数料としてお金を取ります。
手数料率は取引するFX会社によって異なりますが、ひとまず、1%としておきましょう。
そうすると、勝率は49%で、敗率が51%となります。
というわけで、敗率を51%と記載しました。
もちろん、手数料は、もう少し安いはずです。
しかし、勝敗の結果が、取引する人の感情に依存する点を加味すると、
1%でも、だいぶ控えめに書いていると思います。
テクニカルチャートを見たり、ファンダメンタルズで分析したりする事で、
勝率を上げられるのでは?という意見もあるとは思いますが、
いくら予想を立てたところで、100%確実に予想が的中する事はありません。
過去の結果については、いくらでもチャートを見て分析する事ができますが、
将来、通貨がいくらになるかなんて、内部情報を知っているインサイダー以外、
誰も知ることなんてできるわけがないのです。
それに、ファンダメンタルズでいくら分析しようとも、
FXで求められるのは短期戦ですので、長期的なファンダメンタルズは、
それほど役に立ちません。
大きな経済発表が予定されている場合などに、ファンダメンタルズが大いに役立つ事はありますが、
その場合でも、市場がどういう反応をするのかは、誰にも予想ができません。
例えば、アメリカの雇用統計が発表される直前に、すでに新聞などを通して、
雇用率が改善されるだろう情報を手に入れていたとしても、
それに対して、市場がどのような反応をするのかは分からないのです。
もしかしたら、雇用率が改善されるから、為替レートは上がるだろうと思って、買いの注文を入れておくとします。
しかし、雇用率の上昇率があまり高くないため、投資家たちが失望して、投げ売りするかも知れません。
そうでなかったとしても、投資家たちをカモにするために、
規模の大きなヘッジファンドが売りの注文を入れてくる可能性もあります。
これは、内部情報に精通する人でないと予測するのが困難です。
というわけで、やはり、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析を用いたところで、
勝率は49%くらいがやっとでは?という結論に達しました。
人によっては、9勝1敗だとか、8勝2敗だという方もおられますが、
損小利大ではなく利小損大になってしまっている方も居ますし、
負け続けてしまう方もいるので、一概には言えませんが、
FXはゼロサムゲームだという特性上、
平均すると勝率49%、敗率51%くらいになるはずです。
FXで負けなくなる方法とは?
・・・さて、本題の、負けなくなる方法について説明します。
先に結論を言ってしまうと、「他人のふんどしで相撲を取る」ということです。
これはたぶん、FXで負けない方法や、FXで勝ち続ける方法などをインターネットで検索しても、
同じ情報に出くわす機会は結構少ないと思います。
余裕資金ってなに?
投資は、「余裕資金」で行なってくださいと、多くの金融機関やFX会社が、
口を揃えてそう言いますが、「余裕資金」とは一体、どんなお金なのでしょうか?
そのお金が、万が一目減りしても、生活に支障が無いレベルの預貯金でしょうか。
それとも、退職金や臨時収入、国からもらった子育て支援金などでしょうか。
筆者は、「断じて違う!」と思います。
超有名な投資家ウォーレンバフェットも、「決して損をしてはならない」ことが、
投資のルールだと言っています。
いくら生活に支障がないような預貯金だとしても、それは自分のお金です。
失って良いわけがありません。
頑張って働いて獲得した退職金が、
FXによって消えてなくなってしまうなんて、悪夢です。
余裕資金なわけがありません。
そのほかに、臨時収入があったとしても、それは自分のお金なのです。
絶対に無くなってはいけません。余裕もクソもありません。
それでは、余裕資金とは何かというと、「他人のふんどし」です。
プロのギャンブラーは、他人のふんどしで勝負を賭けます。
一度賭け事に勝ってしまうと、賭けた元本は、自分のポケットに閉まっておき、
テーブルからお金を回収します。
この時点で、回収した自分のお金を、もう二度と使わないのであれば、
負ける確率は、たったの0%となってしまうのです。
感情がブレて、もう一度自分のお金を賭け事に使ったりすることさえ無ければ、
嫌でも負けてしまう事はないのです。
その後、賭け事に勝って儲けたお金を使って、さらに大きなお金を儲けます。
負けたって、最初っからそのお金は、自分のお金ではないのですから、痛くはないのです。
これこそが、「他人のふんどしで相撲を取る」ことであり、
「余裕資金」で投資をするということです。
他人から奪い取ったお金で投資をするのだから、
たとえ無くなっても、自分は痛くも痒くもない。
それこそが、「余裕資金」です。
どうやって他人のふんどしを手にいれるのか
さて、というわけで、まずは「他人のふんどし」、つまり、「余裕資金」を獲得しなければなりません。
余裕資金を手にいれるまでは、絶対にFXなどという、
リスクが超絶に高いだけの商品に手を出してはいけないのです。
他人のふんどしを手にいれる方法は、いくつかあります。
例えば、他人にお金を貸すこと。
ソーシャルレンディングや、みんなで大家さんなどでお金を貸せば、
100万円貸して、年利8%だとすると、毎月6,666円、そのうち21%くらいが源泉徴収されるとしても、
毎月5,267円が振り込まれてきます。
1年間後など、期限がくれば、元本の100万円も戻ってきます。
そうすると、自分の100万円はそのままに、
毎月5,267円が、何もしなくても収入として手に入るのです。
言い換えると、100万円を人に貸して、リスクにさらす代わりに、
他人のふんどしが、毎月5,267円振り込まれてくる、という事になります。
ソーシャルレンディングや、みんなで大家さんなどの場合、
基本的には、投資した元本は、そのままの金額で返ってくることが前提です。
その上で、利子が毎月、もしくは2ヶ月に1回振り込まれる、という仕組みです。
ただし、運営元の会社が、不渡りなどを起こしたり、
お金を貸して返ってこない、というケースも、絶対無いとは言い切れないので、
仮に、敗率を1%と設定しておきましょう。
実際には、貸した元本が目減りしたり、返ってこない確率は、1%にも満たないとは思いますが。
それでも、「みんなのクレジット」という会社が倒産の危機に遭ったりと、
投資にリスクはつきものですので、100%損しない、ということにはならないはずです。
ですので、「他人のふんどし」を利用するために、
お金を貸す際には、貸す対象の、信用情報や、リスクについて、
徹底的に調べておき、リスクを可能な限り減らしましょう。
そのほかにも、国債やMRF、外貨MMFなどの、ミドルリターンの商品に投資する事で、
他人のふんどしとして代用することも出来ます。
ただし、国債は低金利なので資金効率が悪いですし、
外貨の場合は為替リスクが伴います。
投資信託の毎月分配型で代用する方法もありますが、
投資信託は、元本が目減りする可能性が高いです。
40万円投資して、毎月1万円振り込まれるような、非常に効率の良い商品が、
投資信託には多くありますが、元本割れは気をつけましょう。
やはり、それに比べると、ソーシャルレンディングや、みんなで大家さんの方が、
リスクが少ないです。
元本は基本的に減らない事が前提ですし、
その割には資金効率が高いです。
(ただし、元本割れのリスクがゼロというわけではありません)
結論としては、こういった資金効率の良いサービスに投資をする事で、
元本はそのままにして、毎月、他人のふんどしを手にいれる、ということになります。
他人のふんどしを使って、投資をする
さて、前項の方法で、毎月他人のふんどしを手にいれることになりました。
これを、そのまんま自分のポケットに入れて収入とする、という方法もありますが、
それだと、あまりうまみがありません。
100万円もリスクにさらしておきながら、毎月5千円しか収入にならないのですから。
そこで、FXの出番です。
せっかく、1%のリスクにさらして手に入れた毎月5千円を、FXに投資します。
もはや、リスクは取った後なのですから、もう、負ける確率はゼロなのです。
負けたって、他人のふんどしであり、余裕資金である5千円が奪われるだけですから、
痛くも痒くもありません。
しかも、痛くも痒くもないので、感情がブレる事がなく、
落ち着いた、すがすがしい気持ちでFX取引を行うことができます。
逆に言うと、この、すがすがしい気持ちでない状態で、取引を行うべきではないのです。
気持ちが焦り、感情が高ぶり、常にチャートに張り付いておどおどと不安に駆られているような状態で、
FX取引をするから、負けてしまうのです。
プロのギャンブラーも、プロの投資家も、感情をコントロールします。
絶対に感情がブレないようにするためには、そもそも、他人のふんどしでないとダメです。
毎月の他人のふんどしが、5千円であるのならば、5千円損したら、
その月は取引を行わない、というルールを、自分に課しておき、必ずそれを守るようにします。
なぜなら、その損失額を超えると、そこは他人のふんどしではなく、
自分のふんどしだからです。
自分のお金は、決して無くなってはいけません。
他人のふんどしの活用方法
さて、毎月、他人のふんどしを使って、FX取引を行なっていきます。
この時大事なのは、例えば、毎月5千円しか無いのならば、その損失額は超えないように、
あらかじめ、注文するときに、決済注文も同時に入れておく事。
1pipsあたり100円の損益が出るなら、50pipsの負けまでは許容される、ということです。
つまり、100円が99.5円になったら損切りです。
この原則を必ず守った上で、以下を実施します。
損小利大のトレード
いくら他人のふんどしと言っても、ポケットに入れてしまえば自分の収入になるので、
無意味に無くなっては困ります。
どうせFXをやるのなら、大きく利益を出してほしいものです。
間違っても、利小損大のトレードだけはやらないようにしましょう。
例えば、1回の取引で500円(5pips)しか儲からないような範囲で、
10回取引をしたとしましょう。
そうすると、高確率で負けます。
1回の負けで5,000円負けてしまうのに、10回勝利しても5,000円しか儲からないのですから。
FXで、10回中10回必ず勝利するなんて、プロのデイトレーダーでも難しいのに、
わざわざ百発百中を狙いつつ、利益の少ないトレードをするべきではありません。
この場合、連勝しなければなりませんので、
勝率は10%も行かないのではないでしょうか?
5回勝ったら手仕舞いする、というルールでも良いですが、
それだと、5回連勝しても2,500円の儲けで、負ける確率の方が高いです。
しかし、例えば、1回の取引で50pips儲かるように設定しておけば、
49%の確率で5,000円儲かります。
50%の確率で負けますが、それでも、もともと余裕資金であり、他人のふんどしですから、
引き分け、といったところでしょう。
つまり、確率論としては、
49% : 10,000円儲かる
50% : 0円儲かる
1% : 負ける(元本が減るかも)
となり、負ける確率が、1%になってしまった事が分かります。
これが、普通に自分のふんどしで勝負した場合、以下のようになります。
49% : 5,000円儲かる
51% : 負ける(元本が減るかも)
・・・大きく敗率が改善された事がわかると思います。
そして、49%の確率で5,000円が10,000円に増えたら、
そのうち一部を、自分のポケットに入れます。
例えば、4,000円を自分のポケットに入れたとしましょう。
そして、残りの6,000円で、次のゲームを行います(笑)
今度は、12万通貨買って、50pipsで6,000円の利益を目指しても良いかも知れませんね。
このような取引をする事で、自分のお金は1円も使わずに、
ゲームに参加する事が出来ます。
マーチンゲール法
それから、もう一つの方法は、マーチンゲール法です。
負けたら、負けた分の倍を賭ける、という事を繰り返して、負けなくなる方法ですね。
ただ、この方法の弱点は、負け続けると、扱う資金が大きくなってしまい、
やがては資金がすべてなくなってしまうかも知れない点です。
これも、他人のふんどしだからこそ、活かせるわざだと思います。
例えば、最初は、500円の利益を出したら決済、500円負けても決済という取引を出すことにしましょう。
これで、利益が出たら、次に進めば良いですが、
負けた場合は、二倍の1,000円を賭けます。
その次は、その二倍の2,000円を賭けます。
こうする事で、最初の取引で勝てば500円の利益、
次の取引で勝っても500円の利益、
その次の取引で勝っても500円の利益になるはずです。
3回連続で負けると3,500円の損ですが、そこでやめてしまえば、
もともと5,000円の利益だったものが、1,500円に減るだけですから、
大した事はないのです。
(これが、自分のお金で取引をするのなら、3,500円損することになりますが。)
こうすれば、3回連続で負けない限り、ずっとマーチンゲール法で儲け続ける事が出来ます。
ただし、この方法のデメリットは、手間が多い事と、
利小損大の方法であることには代わりが無い事です。
やはり、損小利大の取引を行なった方が賢いです。
まとめ
つまり、何が言いたいかと言うと、FXは、余裕資金で行いましょう!という事です。
余裕資金とは、無くなったら嫌だな、と思う気持ちがまったく生まれないようなお金を意味します。
そうでなければ、感情のブレない取引なんて、出来ないはずです。
そのためには、他人のお金を利用しましょう!
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